かたくて前屈ができないから・・・

こんにちは、ゆう子です。

 
 
先日、久々に会った友人から
 
からだの柔軟性についての相談を受けました。
 
 
 
この、柔軟性についてですが、
 
ものすごく誤解されてる方が多いのです。
 
 
 
「柔軟性がない」
 
「体があまりに硬すぎて、ヨガが出来ない」

 
 
そういうふうに仰る方の、なんと多いことか・・・
 
 
その久々に会った友人も、
 
 
柔軟性がない、ものすごく体が硬いので
 
ヨガをしたいんだけど、、、
 
習いに行ったとしても
 
先生や他の生徒さんに迷惑がかかりそうで
 
いまだに行けてない。
 
 
 
前屈がまったく出来なくなってしまって
 
頑張って曲げてもスネくらいまでしか
 
手が届かなくなってしまった。
 

 
昔は床に指先がついたのに
 
一生懸命やってもスネどまり。
 

 
家で柔軟(体操)やって少し柔らかくしてから
 
ヨガのレッスン受けに行ったほうがいいよね?

 
 
こんな内容の相談でした。
 

 
実は、同じような内容のご相談や
 
メールでのお問合せもけっこう多く、
 

 
誤解されている部分も多いようなので
 
今日はしっかりとお答えしたいと思います。

 
 
まず、そんなに柔らかい体じゃなくても
 
先生や他の生徒さんに迷惑がかかるようなことは
 
ありませんから安心してください。

 
 
レッスンに参加されている方
 
ヨガを習っている方、
 
教室やスタジオ通いされている方でも
 
硬い方は大勢いらっしゃいます。
 
 
生徒さんだけではなく、
 
体が硬いヨーガ先生も存在します。
 
(現にわたしも、硬いヨーガ先生です)
 

 
「前屈が全くできない」というのも、
 
どうなんでしょう?本当のところ。
 
 
スネまで手が伸ばせるくらい
 
前屈はしっかりできてるではないですか!
 
 
 
床に手がベッタリとくっつかないと
 
前屈にならない、前屈とは言わない
 
なんてことはありません。
 
 
ヒザ下ちょっとくらいまで
 
手が伸ばせれば、まず問題ありません。
 
 
その状態ですでに立派な前屈です。
 
 
増してや、スネまで手が届くなら
 
まったくもってノープロブレム!!
 
 
あ、でも家で自己流で頑張る
 
柔軟(体操)は、あまりおすすめしません。
 
 
多くの方がエイッエイッと反動をつけたり
 
眉間にシワを寄せて苦しみながら
 
柔軟体操をされるのですが、
 
 
そんなやり方は反対に逆効果です。
 
 
反動つけて無理に曲げたり伸ばしたりすると
 
その部分の筋肉は、むしろ硬くなってしまいます。
 
 
レッスンに通って、体がリラックス上手に
 
なってくれば自然と今より柔らかくなってきますよ。
 
 
だから、家で柔らかくしてからじゃなくても
 
硬いな~、曲がらないな~
 
と思ってる今のままの状態で
 
レッスンに参加してだいじょうぶです。
 
 
ヨーガスタジオや教室のほどんどは
 
参加者の集中やリラックスの妨げになるので
 
見学は出来ないというところが多いのですが、
 
 
それは、
 
参加者の集中やリラックスの妨げになる
 
という理由のほか、
 
初めての方、からだが硬い方でも
 
出来ることはたくさんあって
 
見てるだけでは気持ち良さは分からないので
 
難しくないので一緒にやってみましょう。
 
 
という気持ちの表れからなのです。
 
20161026125358.JPG
レッスン中の一コマ、みんなリラックスしてくつろいでますね~。
 
 
そもそもヨーガは、そんなに難しいものではなく
 
初心者の方もベテランの方も
 
若者も年配者も一緒に行えるという
 
やさしいものです。
 
 
 
難しいポーズや
 
アクロバティックなことを
 
習得するために頑張るというようなことを
 
本来は行いません。
 
 
確かに柔軟性も筋力も必要な
 
難易度の高いポーズ、練習方法ももありますが、
 
そういいったポーズが心身への効果が高いのかと
 
いうと、実はさほどでもなく、
 
 
むしろ、誰にでもできる簡単な
 
柔軟性も筋力もさして必要のない
 
易しいポーズのほうが、
 
心身にダイレクトに効いて
 
体調を整えてくれたりするものです。
 
 
 
だから、ヨーガをやってみたい
 
教室やスタジオに行ってみたい
 
と思われたら、
 
柔軟性のことは本当に気にしなくていいので、
 
ぜひぜひレッスンに参加されてみてください。

 
 
ヨーガは、硬いくらいの人のほうが
 
実は心地よさを十分に味わうことが出来
 
むしろ楽しんでいただけるものなので、
 
硬いから・・・という理由ではじめないのは
 
本当はもったいないことです。