バッダ・パドマ・アーサナ
締めつけた蓮の花のポーズ
今号で６回目になる新聞の冊子連載のイラストです。
絵を描くのは、けっこう楽しいのですが、、、文章は難しい。
五木博之氏は、自分が書いているのではなく、なにかの力に「書かされている」と話していました。
文筆家に限らず、芸術家は自己の才能をこういうふうに言う人が多い。
手が勝手に動くとか、メロディが勝手に浮かぶとか、、、
わたしは、文章も、絵も勝手に自動的に浮かんでくるようなことはなく、
毎回、締め切り間際にアタフタ。
わたしが生まれて初めてヨーガのレッスンを行うことになったとき、
心構えや、注意事項、どうすれば良いのかといったことを師に尋ねました。
たいへんな緊張症でアガリ症のわたしは、何をどうして良いのか半分パニックに近い状態でした。
そんな、わたしに師はこう仰いました。
「自分でやろうとするから、アガったり緊張したりするのです」
「大いなる物にすべてお任せしなさい」
この師からの言葉で、不思議と心が軽くなり、もうぜんぶ任せよう！という気になりました。
文章や絵は苦手だが、ヨーガのレッスンは自動的に勝手に出来る、などと言う気は毛頭ありませんが、
ときどき、自分でも意としないようなことを話したり、行ったりして不思議な感覚に陥ることがあります。
年齢のせいもあるのかも知れませんが、いろいろなことは「他力」なのだなぁと感じることが多くなったように思います。
OM Shanthi Shanthi Shanthi……….
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